すぐに傷つく自分を責めてしまうあなたへ

皆さんは、周りの人から言われた何気ない言葉に、深く傷ついたことはありませんか?

 

少し強めの口調で言われただけで、

少しそっけない短めの言葉だっただけで、

「どうしよう、何か怒らせてしまったかな」と感じてしまうことはありませんか?

そして、「そんな風に感じる自分が悪い」「そんなことで傷つく自分はおかしい」と、自分を責めてしまっていませんか?

 

もしかしたら、それはあなたのせいではないかもしれません。

繊細な方は日常生活のあらゆる場面で、そう感じてしまうこともあります。

あなたが間違っているからとか、何かおかしいからとか、そういった理由では決してありません。

 

相手にとっては何の悪意も、何の深い意味もなく、ふと思いついて発した言葉だっただけかもしれません。

言葉の選び方もコミュニケーションのとり方も、人によって様々です。

でも、言われた方にとっては、ものすごく悲しい思いをすることだってありますよね。

それがきっかけで、「いつ誰から言葉の刃を向けられるかわからない」と常にビクビクしながら過ごさなければならなくなった、そんなこともありますよね。

どれだけ長い年月が経っても、とてつもなくつらい記憶として心の中からずっと消せない方も、きっといらっしゃると思います。

 

もしあなたが誰かの言動で傷ついても、どうかこれからは、自分を責めすぎずにいられますように。

「あんなことを言われてとてもつらかったのに、よく耐えて頑張ったね」と、後からご自身を優しくいたわってあげることができますように。

皆さんに、ほんの少しでもゆっくりと安らげる時間があることを、今日も心から願っています。